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著者:長嶋有 / 出版社:講談社 / 発売日:2021年11月8日 / 単行本:178ページ / ジャンル:日本文学
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書籍価格:1650円(税込)
特典価格:1100円(税込)
(特典内容:古賀及子さんとの対談動画(アーカイブ)動画付き)
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長嶋有さんによる最新小説『ルーティーンズ』が、講談社より刊行中です。
「書き続けます。明日が奈落だとしても。」
第92回文學界新人賞を受賞した2001年、「受賞のことば」としてこう寄せた長嶋さんが、実際に書き続け、作家デビュー20周年作品として発表した本作で描いたのは、コロナ下にあった2020年を、妻と娘とともに生き、そして書いた、その証でした。
2020年4月2日から5月18日までの日々を「俺(夫)」と「私(妻)」の視点から綴った表題作しかり、併録作の「願いのコリブリ、ロレックス」しかり。
固有名詞のチョイスや風景の切り取り方は、これぞ長嶋作品!と膝を打つほど小気味よく、長年の読者を唸らせます。
(ちなみに店主はロレックスをチラ見(もとい、さりげなく凝視)するシーンが大のお気に入り)
コトゴトブックスでは、本作に、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の著者・古賀及子さんとのオンラインイベントチケットを添えてお届けしていきます。
『ルーティーンズ』と『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』。
小説と、ブログ。
描き方に違いはあれど、同じように、パンデミックを家族とともに過ごした時間が記録されています。
今回店主が両作品を読んで嬉しかったのは、コロナ初年度のあの日々を、まるで隣家から聞こえてくる生活音を聞くように読み、追体験できたことでした。
そうだよな、こんなふうに私も、一日一日を、瑣末であってもいろんなことしていろんなことを考えて、それを積み重ねて生きていたんだよなと、思い出せたことでした。
それにあの頃いちばん求めていたのは、先の見えない不安や緊張を眉をひそめて話すことではなく、
とりとめもない日々のちいさな出来事を、つぶやくように話し合える相手だったということも。
イベントを配信するのは、2022年2月25日。
2年前のこの時期は、トイレットペーパーが日本中から姿を消し、小中高校一斉休校が決まり、劇場や映画館、ライブハウスが公演を中止し始める時期でした。
zoomで世界と繋がれる、イベントというかたちでひとつところに集まれる未来が日常になるなんて、もちろん想像もしていませんでした。
過ぎた日々を眺めながら、おふたりがいま語ることとはーー。
あなた自身の生活にも確かにあった無数のルーティーンを思いながら、おふたりの対話に耳を傾けていただけたらなによりです。
そしてふたたび書籍を手にとったとき、新たな読書体験をお楽しみいただけたなら、そんなに嬉しいことはありません。
★イベント参加チケットのみのご購入はこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/61e8cb1e423f6a1024e18efe
【オンラインイベント詳細】
★本イベントは終了しました。ご購入者にはアーカイブ動画をご案内しています。
・日時:2022年2月25日(金)19時〜21時
・配信:zoom
・ イベント視聴URLは、入金確認後の翌日にメールにてお送りいたします。
※古賀及子さん『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』も併せてご購入いただいたお客様には、特典価格1,100円の重複分ををご返金いたします。返金の手続きについては、弊店よりメールにで別途ご連絡差し上げます。
hello[アット]cotogotobooks.com からのメールを受信できるように設定してください。
【ご購入後の流れ】
・ 商品は購入翌日に発送します。(書籍はレターパック、動画のご案内はメールにて)
・動画はダウンロード不可です。ご案内したURLからは何度でもご視聴いただけます。
・二次利用や第三者への譲渡はお控えください。