窪美澄さん×梯久美子さん『夏日狂想』『この父ありて 娘たちの歳月』特別対談
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開催日
指定なし
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開始時間
指定なし
1,650円
※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります
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※このページは動画のみの販売ページです。
※購入後に送付されるSTORESからの自動配信メールからは視聴できません。対談視聴方法はコトゴトブックスより11月下旬にメールにてお送りいたします。
【対談動画付き、サイン本】窪美澄『夏日狂想』お求めはこちらから
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窪美澄さん『夏日狂想』と、梯久美子さん『この父ありて 娘たちの歳月』刊行に寄せてコトゴトブックスはおふたりの対談をおこないます。
『夏日狂想』の物語は、文化花開く大正時代から始まります。広島の女学生だった主人公・礼子は、10歳のときに見た松井須磨子の舞台に影響されて、女優を夢見ていた。
親の決めた結婚から逃げるように東京へ出てきた礼子は、詩人、小説家、評論家などさまざまな文学者たちとの激しい恋の果て、自らも「書く」ことで自分の人生と、女性の新しい生き方を切り開いていく。
〈女は、男たちのように芸術に関わってはいけないのだろうか、芸術を生み出すこともできないのだろうか?〉
中原中也、小林秀雄、長谷川泰子、青山二郎、坂本睦子、林芙美子といった実在の人物を登場人物のモデルとし、昭和文壇史の人間関係を物語の下敷きにしながら、本作があぶり出すのは、時代に抗いながら創造することを諦めなかった女の一生です。
また、『この父ありて』は、戦中・戦後という激動の時代を背景に、それでも書くことを選んだ9人の女性作家たちにスポットライトをあてたノンフィクション作品。
石牟礼道子、茨木のり子、島尾ミホ、田辺聖子、辺見じゅん……。
彼女たちはいかに生き、いかに書いたのか、その人生を、「父娘関係」という切り口から迫ります。
ふたつの作品に共通するのは、「書く」ことで自分の人生を、そして女性の新しい生き方を切り開いてきた女の一生。まだ女性が作家として立つことが困難な時代に、ものを書いて生きることとはどういうことかを見つめ、それを「書く」ことで、私たちに伝えてくれます。
そう、窪さんも梯さんもまた「書く女」として時代を生きているのです。
「書く女」というキーワードを下地に展開されていく二人の対話によって、ひとりでは味わえない読書体験を得ていただけたらなによりです。そしてふたたび本を手にしたとき、あらたな気づきを得ていただけたら、そんなに嬉しいことはありません。
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