赤染晶子×円城塔×谷崎由依×藤野可織 eBook「2008⇄2022」
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開催日
指定なし
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開始時間
指定なし
1,650円
※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります
※別途発券手数料2%がかかります
※このページはeBookのみの販売ページです。
※EPUBとPDFの2種類でお送りします。Bookなどお好きなアプリでお楽しみください。冊子でのお届けはありません。
※購入後に送付されるSTORESからの自動配信メールからは購読できません。eBookはコトゴトブックスより12月下旬以降にメールにてお送りいたします。
【eBook「2008⇄2022」付き】赤染晶子『じゃむパンの日』お求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/63885afe18324e069cb39e3d
【eBook「2008⇄2022」付き、サイン本】藤野可織『青木きららのちょっとした冒険』お求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/63885a62cc223708dab415a2
【eBook「2008⇄2022」付き、サイン本】円城塔『怪談』お求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/63885a0af4e7d302f6f1ea41
【eBook「2008⇄2022」付き、サイン本】谷崎由依『遠の眠りの』お求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/6388596bf0bdc47ed18e342a
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コトゴトブックスは、赤染晶子さん×円城塔さん×谷崎由依さん×藤野可織さんによる eBook「2008⇄2022」を制作します。
2017年に早逝された赤染晶子さんによる初のエッセイ集『じゃむパンの日』が、palmbooksより刊行されました。
2004年、「初子さん」で第99回文學界新人賞を受賞し、作家デビューした赤染さんは、2010年に『乙女の密告』で第143回芥川賞を受賞し、その後の活躍にも期待が寄せられましたが、2017年9月18日、42歳という若さで早逝されました。あれから5年が経ちーー。
当時、文芸誌「新潮」に在籍し、赤染さんと「乙女の密告」を共に作った編集者・加藤木礼さんが、独立後新たに立ち上げた出版社palmbooksの第一刊行物として、『じゃむパンの日』が誕生しました。
本作は、これまで赤染さんがいろいろな媒体に発表した随筆と、岸本佐知子さんとの交換日記を収録します。
生まれ育った京都へのおもい、こぼれだす笑い。日常を描きながら、ことばで世界を様変わりさせていく55篇を読みながら、おもしろいなあ、こんなふうに世の中をまなざす方がいるんだとワクワクする一方で、さみしさを覚えずにいられなかったのは、赤染さんの「新作」をもう読むことができず、ご本人に会うことも叶わないという現実があるからでした。
願わくは、2022年の現在と、彼女の生きた時間を繋げたいーー。
そして思い出したのが、2008年7月号の『文學界』に掲載された座談会の記事でした。
「「リアリズム小説」への挑戦状」をテーマに開かれた座談会では、文學界新人賞を受賞されてまもない赤染晶子さん、円城塔さん、谷崎由依さん、藤野可織さんの4人が、自身の小説観や創作手法について語り合っていたのです。それは、赤染さんが残した作品を読むこと以外の方法で、彼女の言葉に触れられる稀有な記事のひとつでした。
そこでコトゴトブックスは、この座談会の先に続く現在も作家としてご活躍中の、円城塔さん、藤野可織さん、谷崎由依さんのお力をお借りして、座談会記事を収録した特別冊子を制作することにしました。
さらにお三方には、2022年の「今」から、来し方行く末をみつめた後日譚を書き下ろしていただき、14年の時間をつなぎます。
「文学の王道の人間を描くその枠内で、地に足を着けた上での『笑い』を書きたいんですよね」ーー赤染晶子
「意味のない言葉をワッと書く書き方でリアリズムが書けてしまえば、それが一番楽でいいなと僕は思うんですね」ーー円城塔
「内面と幻想は私にとってはほとんど同じことだったりします」ーー谷崎由依
「 日常で起こりうることと同じ質の驚きや恐怖や不安を書いているつもりでいます」ーー藤野可織
2008年に語った言葉が、2022年の現在にどう繋がっているか。
赤染晶子という同志を失った現実をどう捉え、創作を続けているのか。
eBook「2008⇄2022」を手がかりとして、赤染晶子さんの「笑い」を堪能できる『じゃむパンの日』を、円城塔さんがラフカディオ・ハーンの名著の直訳に挑んだ『怪談』を、藤野可織さんが「運命的な名前と出会ってしまった」といって書き上げた短編集『青木きららのちょっとした冒険』を、谷崎由依さんが、デビュー作と同じ福井の村を舞台に描いた『遠の眠りの』を、お楽しみいただけたらなによりです。
【ご購入後の流れ】
・ eBookは12月下旬以降にメール添付にてお送りいたします。
・EPUBとPDFの2種類でお送りします。Bookなどお好きなアプリでお楽しみください。冊子でのお届けはありません。
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