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【サイン本】市川沙央『ハンチバック』

1,430円

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※サインは書籍に直接書かれたものではなく、コトゴトブックスオリジナルシールに直筆サインを入れ、書籍に貼り付けたものとなります。あらかじめご了承ください。 ★市川沙央さんと読む『ハンチバック』読書会参加チケット付き商品はこちら https://cotogotobooks.stores.jp/items/64f58da5700833002dc42e1b **** 著者:市川沙央 / 出版社:文藝春秋 / 発売日:2023年6月22日 / 単行本:96ページ / ジャンル:日本文学 ──生きれば生きるほど私の身体はいびつに壊れていく。 市川沙央さんのデビュー作『ハンチバック』が、文藝春秋より好評発売中です。 先天性の疾患を抱える主人公・井沢釈華の背骨は、右肺を押しつぶす形で極度に湾曲している。 もう30年近くも歩道に靴底を引きずって歩くことをしていない彼女だが、両親が遺したグループホームの十畳ほどの部屋のなかから某有名私大の通信課程に通い、WEBライターとしてコタツ記事や18禁TL小説を書いては収入の全額を寄付し、金銭的には何不自由ない生活を送っている。 しかし一方で、不自由な身体を酷使してまで社会に出る必要がなかったために経験し得なかった他者との関わりは募っていき、SNSの裏アカウントに書きつづる欲望は肥大化していくのだった。 〈生まれ変わったら高級娼婦になりたい〉 〈妊娠と中絶がしてみたい〉 〈私の曲がった身体の中で胎児は上手く育たないだろう〉 〈出産にも耐えられないだろう〉 〈もちろん育児も無理である〉 〈でもたぶん妊娠と中絶までなら普通にできる。生殖機能に問題はないから〉 〈だから妊娠と中絶はしてみたい〉 〈普通の人間の女のように子どもを宿して中絶するのが私の夢です〉…… ところがある日、グループホームのヘルパー・田中に、Twitterのアカウントを知られていることが発覚し——。 ままならぬ身体を生きる現実を丁寧に克明に描写する筆致と、作品を貫く鋭いユーモアで、本作は第128回文學界新人賞を受賞し、その後、第169回芥川賞も受賞し現在も話題を集めています。 今回コトゴトブックスは、『ハンチバック』サイン本を限定販売します。 市川さんの直筆とともに作品をお楽しみください。 【ご購入後の流れ】 ・サインは書籍に直接書かれたものではなく、コトゴトブックスオリジナルシールに直筆サインを入れて、書籍に貼り付けたものとなります。 ・商品は10月上旬以降よりスマートレターで発送を開始します。発送完了メール受信後、到着まで中2日を見ていただけたらさいわいです。郵便局の営業日に基づき、土日祝日の配達はございません。あらかじめご了承ください。

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