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為書き入りサイン本
¥3,630
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サイン本 ※為書きなし
¥3,630
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サイン本 ※サインシールver.
¥3,630
※対談動画単品のお求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/64f823eb63f5f6002878a3d3
※サイン本単品のお求めはこちらから。(為書き入りではありません)
https://cotogotobooks.stores.jp/items/64f825e363f5f6002b78a324
著者:中西智佐乃 / 出版社:新潮社 / 発売日:2023年6月29日 / 単行本:256ページ / ジャンル:日本文学
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書籍価格:1980円(税込)
特典価格:1650円(税込)
(特典内容:高瀬隼子さんとの対談動画)
※対談動画とサイン本は10月以降に送付開始します。
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──匂いを吸って吐く。その日はいつもより仕事ができた。
中西智佐乃さんのデビュー作『狭間の者たちへ』が新潮社より発売中です。
保険営業所に勤める藤原は、通勤電車で見かける少女から、日々「元気」をもらっていた。
その「元気」は、妻と子との家庭生活にも職場の環境にも安息できず、誰かのせいでいつも自分が割りを食っていると感じている彼にとって、必要不可欠なものとなっていた。
〈毎日働き、倹しく暮らしているのだから、少しくらいいいのではないか。〉
しかしある日、同じ少女を盗撮する男との奇妙な交流が始まり──。
痴漢加害者の心理を容赦なく晒す表題作とともに併録されるのは、介護現場の暴力を克明に刻む新潮新人賞受賞作「尾を喰う蛇」。
こちらの主人公・興毅もまた、社会や職場から正当な評価を受けていないのではないかという不満や鬱屈を抱えて生活しているが、ある老人へ振るった暴力をきっかけに、自らの中にわきたつ歪んだ情動を抑えられなくなっていくのだった。
今回コトゴトブックスは、『狭間の者たちへ』サイン本に、高瀬隼子さんとの対談動画を添えてお届けしていきます。
同時期に小説家デビューしたおふたりは、互いの作品を評価し合いながら、プライベートでも親交を深める仲でもあります。
そして奇しくも高瀬さんの最新作『いい子のあくび』もまた、世の中の不合理や偽りに敏感であるがために、いつも割を食っている主人公が、「加害」へと至ってしまう経緯や心情を見事に描いた作品でもあります。
中西さんにとっては、今回の対談が作家生活初にもなります。
おふたりの対談を通して、ひとりでは味わえない読書体験を得ていただけたらなによりです。そしてふたたび本を手にしたとき、あらたな気づきを得ていただけたら、そんなに嬉しいことはありません。
【ご購入後の流れ】
・書籍はレターパックライトでお送りいたします。発送完了メール受信後、到着まで中2日かかりますことご了承下さい。
・対談動画は10月上旬以降にメールでお送りします。
※hello[アット]cotogotobooks.com からのメールを受信できるように設定してください。
【動画視聴方法】
・PC、スマホ、その他のタブレットからURLにアクセスしてください。
・動画はダウンロード不可です。ご案内したURLから何度でもご視聴いただけます。
・URLをお気に入り登録やブックマークに入れて保管してください。
・視聴期限はございません。繰り返し、本と動画を行き来する読書体験をお楽しみいただけます。
・二次利用や第三者への譲渡はお控えください。
・動画に視聴期限はありません。