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井上荒野さん×吉村萬壱さん『錠剤F』『みんなのお墓』特別対談

  • 開催日

    指定なし

  • 開始時間

    指定なし

1,650円

※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります
※このページは動画の販売ページです。 ※購入後に送付されるSTORESからの自動配信メールからは動画を視聴できません。URLは別途メールにてお送りいたします。 ※井上荒野さん『錠剤F』(サインシール本)セットはこちらから。 https://cotogotobooks.stores.jp/items/65fbb587c362b30209fb5175 ※吉村萬壱さん『みんなのお墓』(サインシール本)セットはこちらから。 https://cotogotobooks.stores.jp/items/65fbb4abdb24c4019692fb09 井上荒野さん『錠剤F』と、吉村萬壱さん『みんなのお墓』を並べ、おふたりの対談をおこないます。 井上荒野さんの『錠剤F』は、ひとの「孤独」を最高解像度で描き出す短編集。 バイト先のコンビニに現れた女から「ある頼みごと」をされる青年。持って生まれた「男を溺れさせる体」にすがって生きるしかない女。20年以上ともに暮らした夫の黒い過去を知ってしまった刺繍作家の女。「ドクターF」と名乗る男との待ち合わせに向かう、女たち……。 日常を淡々と描きながら、人の生きる世界の異様さや、人間という生き物が持っている絶妙な不安定さや狂気をさらりと交える筆致が見事で、一編一編読み終わるたび、恐る恐るまわりを見渡してしまうゾクゾク感がたまりません。 また、吉村萬壱さんの『みんなのお墓』は、「内藤家之墓」に引き寄せられる人々をめぐる悲喜交々の群像劇。 裸になる快感を追い求める主婦。 「真理」がわからないと言う小学四年生四人。夜コンビニに出ることだけが日課の引きこもり男性。「真・神塾」という塾への合宿参加を決めたギャル。潔癖症の妻を持つ中年…。 みなそれぞれに悩みを抱えつつ、しかし生きることに必死な彼らは、なぜ「内藤家之墓」に引き寄せられてしまうのか。 ものすごく変なのに、だからといって日常とまったく切り離された世界で起きていることとも思えぬリアリティ。予期せぬシーンで「かれ」と「かれ」が繋がっていく展開に、吉村作品ならではのユーモアと、ラストでの俯瞰が光ります。 そしてこのふたつの作品には、どこか通じ合う人間の根源的な「変さ」があるように思うのです。 かねてからお互いの作品を評価し合っているおふたりではありますが、公の場での対談はこれが初。 この機会を通して、作品世界により深く潜っていくような時間を過ごしていただけたらなによりです。 そしてふたたび本を手にしたとき、あらたな気づきを得ていただけたら、そんなに嬉しいことはありません。 【動画視聴方法】 ・PC、スマホ、その他のタブレットからURLにアクセスしてください。 ・動画はダウンロード不可です。ご案内したURLから何度でもご視聴いただけます。 ・再案内はできませんので、URLをお気に入り登録やブックマークに入れて保管してください。 ・二次利用や第三者への譲渡はお控えください。

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