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為書き入りサイン本 ※9/29締切 再販なし
¥4,180
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サイン本
¥4,180
残り2点
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サインシール本
¥4,180
※せきしろさん×永井玲衣さん対談動画単品はこちら
https://cotogotobooks.stores.jp/items/66b175392440d401d0006261
※サイン本単品はこちら(為書き入りではありません)
https://cotogotobooks.stores.jp/items/66b16f4bc7a872027394c939
著者:せきしろ / 出版社:左右社 / 発売日:2024年8月7日 / 単行本:248ページ / ジャンル:詩歌
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書籍価格:2530円(税込)
特典価格:1650円(税込)
(特典内容:永井玲衣さんとの対談動画)
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──みんないなくなって思い出仕舞う
せきしろさん初の単独・自由律俳句集『そんな言葉があることを忘れていた』が、左右社から刊行されました。
『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』など、又吉直樹さんとともに自由律俳句作家として活躍するせきしろさんにとって、本作が初の単独句集。
「経年」「孤影」「叙景」「過古」の4章320句に続き、又吉直樹さんによる解説と、著者あとがきを収録します。
枯れ葉を数える子五枚で止める
話したが無口と言われ帰り道の反芻
感傷的になるなたかが夕方のチャイムだ
剝製は動かず閉館の時間
古い矢印だが従う
犬がいた証として小屋があり汚れた毛布もある
誰にも会わない酷暑地蔵はある
初雪赤本鮮やか
死が約束を破る
振り返れば手を振っているか
句を通して、せきしろさんの見てきた世界や思考や記憶にアクセスし、そこから情景を広げていくと、これは私が見ていたものではなかったかと錯覚するような、あるいは、ないはずの記憶を懐かしく振り返るような感覚にもなるのだから不思議です。
今回コトゴトブックスは、『そんな言葉があることを忘れていた』為書き入りサイン本に、哲学者・永井玲衣さんとの対談視聴チケットを添えてお届けしていきます。
永井さんの最新作『世界の適切な保存』では、詩や短歌を自由自在に引きながら、その言葉に導かれるように、あるいはかえって迷いを深めていくように(それも楽しそうに)思考していく姿が綴られています。
そして本書のなかには、せきしろさんの自由律も引かれていて(なにも乗ってない台車を押している)、永井さんご自身も、哲学者の言葉よりも詩人の言葉を愛してきたといいます。
〈生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。消えかけているかもしれないが、確かにいる。じっとして、掘り出されることを待っている。〉
と語る永井さんと、
〈みんないなくなって思い出仕舞う/死が約束を破る〉
などの句を通して、確かにあったはずの忘れてはならない瞬間を、美しい景色を、克明に捉えようと試みるせきしろさん。
自由律俳句集と哲学エッセイ集。
おふたりは、世界をどう見つめ、言葉での保存を試みてきたのか。
初となる対談を通して、おふたりの作品世界により深く潜っていくような時間を過ごしていただけたらなによりです。
そしてふたたび本を手にしたとき、あらたな気づきを得ていただけたら、そんなに嬉しいことはありません。
【動画視聴方法】
・PC、スマホ、その他のタブレットからURLにアクセスしてください。
・動画はダウンロード不可です。ご案内したURLから何度でもご視聴いただけます。
・再案内はできませんので、URLをお気に入り登録やブックマークに入れて保管してください。
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【ご購入後の流れ】
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