※このページでお求めできるのはサイン本のみです。為書き（お宛名）入りではありませんのでご了承ください。 ※読書会参加チケット付き、為書き入りサイン本のお求めはこちらから。 https://cotogotobooks.stores.jp/items/6710b2434fdf6e020ff2687f 著者：高瀬隼子 / 出版社：講談社 / 発売日：2024年9月12日　/ 単行本：192ページ / ジャンル：日本文学 *************** 書籍価格：1760円（税込） 特典価格：1650円（税込） （特典内容：1月22日（水）19:00~21:00開催のオンライン読書会参加チケット） *************** ──好きってこういうことだっただろうか。わからない。 高瀬隼子さんの最新小説『新しい恋愛』が、講談社より発売中です。 結婚はしたい。だけど、プロポーズはされたくない。ロマンチックなのが嫌な25歳の私と、まっすぐに恋愛を語る中学生の姪。ふたりの二日間を描く表題作「新しい恋愛」。 ひそかにつきあっていた先輩社員の送別会の帰り、押し付けられた花束といっしょに彼への思いも持て余した私が、深夜の街を彷徨う「花束の夜」。 50歳課長の「年の差初婚」をきっかけに社内に広がるモヤモヤと波紋を描く「いくつも数える」。 子どもの頃、告白もなく渡され続けたバレンタインチョコレート。見返りなんて求められていなかったはずなのに、いまだに残るこの感情の正体とは──「お返し」。 狛村くんはずっと私が好きだ。私は彼を好きではなくて、でも手放したくない。執着を手放せないのはいったいどっちだ──「あしたの待ち合わせ」。 〈あなたが好き、というのはなんなんだろうか。その人自身を単体で純粋個別的に好くことは、大人になった今でも可能なんだろうか。〉 本作は、職場や日常生活でのさまざまな、ひと筋縄ではいかない「恋愛」のかたちを描く短編集。 結婚はしたいけどプロポーズはされたくない、ロマンチックなことが嫌なこの気持ち、職場や歳の差が恋愛に及ぼす影響、想いを寄せられ続けることの鬱陶しさと快楽。「あなたが好き」とは、いったい何なのか。 恋愛をテーマにした小説であるのに、その語り口はどれも恋愛と距離があって、それなのに、読んでいるとこれまで自分が「好き」の言葉で便利に括ってきた感情が解体されるような心地もして、凄いです。 小説のちからに引っ張られて、普段恋愛の話をしない人やそういう話題を避けてきた人も、いままで内に秘めてきた本音や過去のできごとを、誰かに聞いてもらいたくなるのではないでしょうか。 今回コトゴトブックスは、『新しい恋愛』のサイン本を限定販売します。 著者直筆サイン入りで、作品をお楽しみください。 【ご購入後の流れ】 ・書籍は11月下旬以降に発送いたします。発送完了メール受信後、到着まで中２日程度かかりますことご了承下さい。 ・弊店では領収書の発行をおこなっておりません。ご購入時にSTORESから届くメールが適格請求書として扱うことができますので、適宜ご活用ください。 ・お客様のご都合によるキャンセルは承っておりません。