
滝口悠生さん×長嶋有さん『たのしい保育園』『トゥデイズ』特別対談
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開催日
指定なし
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開始時間
指定なし
2,200円
※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります
※別途発券手数料2%がかかります
※このページは動画の販売ページです。
※購入後に送付されるSTORESからの自動配信メールからは動画を視聴できません。視聴用URLは6月中旬頃以降に別途メールにてお送りいたします。
※滝口悠生さん『たのしい保育園』為書き入りサイン本セットはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/68203383b0a30206e56e971a
※長嶋有さん『トゥデイズ』為書き入りサイン本セットはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/682033e1b0a30206e56e9726
滝口悠生さん『たのしい保育園』と、長嶋有さん『トゥデイズ』を並べておふたりの対談をおこないます。
二歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりを歩く。
朝は、「お母さんがよかった」と泣き喚くももちゃんを抱きかかえながら登園し、ふいちゃんのお父さんと長生きの約束をする。そば屋で飲む昼からのビールは格別で、しなかった人生の決断のことを少し思う。お迎えの帰り道では川にいる生き物の名前を言い合うが、ももちゃんの言うペンギンは残念ながらいない。布団に下ろした途端ぱっと目を覚ます背中スイッチはいつの間にか作動しなくなっていて、今日のこともきっと何年か後には忘れてしまう。だから連絡帳を書きたいのに、保育園の連絡帳にコメントを送れるのは三歳の誕生日までだ。
ももちゃんとお父さん、そしてお母さん。保育園のお友達のふいちゃんやあみちゃん、ふいちゃんのお父さん。保育士の湯美さんに、ご近所の富士見さん。
『たのしい保育園』は、なにげない日常を様々な人物の視点から描くことで、いままで言語化されていなかった「育児」のデティールが驚くべき解像度で迫ってくる、まったく新しい「父」の連作短編集です。
そして『トゥデイズ』は、5歳の息子コースケと夫婦の日常を綴る物語。
子育てのため、郊外にある大規模マンション「Rグランハイツ」に引っ越してきた美春と恵示。管理組合の理事になった妻とリモートワークの夫は、5歳の息子と、築50年のマンションに集まり住む住人たちとともに、どこにでもあるけれど、かけがえのない日々を重ねていく。
マンションで飛び降りがあったらしい翌朝、駐輪場の虹を息子が教えてくれたこと。「ミロは?」に対する「のむ」の口調と態度がすっかり人間っぽくなっていると気づいたこと。「しゅっ」と言っても「ぱーつ!」と続かない日があったこと。「卵焼き食べる?」と聞くと「目玉焼き食べる」と返ってくるいつもの朝……。
以前、コトゴトブックスで開催した古賀及子さんとの対談で、「子どもは「事象」」と長嶋さんは仰っていましたが、まさに、子どもという事象と暮らす者が日々得ている生活の実感と、瞬間瞬間のかけがえのなさがぎゅっと詰まっていて、とても愛しい作品です。
今回が初の対談となるおふたり。
子どもや家族との時間を小説に描くことや、男親として子どもを育てる日常、それを小説家である自分はどう観察しているかなど、語っていただきます。
対談を通して、おふたりの作品世界により深く潜っていくような時間を過ごしていただけたらなによりです。
そしてふたたび本を手にしたとき、あらたな気づきを得ていただけたら、そんなに嬉しいことはありません。
【質問&お手紙募集】
対談に向けて、お二人への質問や話してもらいたいテーマ、さらには、ファンレターを募集します。末尾に記載しているアドレスまでお寄せください。(6/4〆切)
【動画視聴方法】
・対談動画視聴URLは2025年6月中旬以降よりメールでお送りします。
・PC、スマホ、その他のタブレットからURLにアクセスしてください。
・動画はダウンロード不可です。視聴期限はありません。ご案内したURLから何度でもご視聴いただけます。
・再案内はできませんので、URLをお気に入り登録やブックマークに入れて保管してください。
・二次利用や第三者への譲渡はお控えください。
・弊店では領収書の発行をおこなっておりません。ご購入時にSTORESから届くメールが適格請求書として扱うことができますので、適宜ご活用ください。
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