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著者:朝吹真理子 / 出版社:中央公論新社 / 発売日:2019年7月6日 / 単行本:272ページ / ジャンル:エッセイ
書籍価格:1870円(税込)
特典価格:1100円(税込)
(特典内容:五所純子さんとの対談動画)
朝吹真理子さんが2019年に発表された初のエッセイ集『抽斗のなかの海』が、第54回造本装幀コンクール「書籍出版協会理事長賞」を受賞されました。
青と黄の美しいグラデーションに矩形がほどこされた装幀は、
近藤一弥さんがデザインされたもの。
この矩形は、本書冒頭のエッセイ「信号旗K」をイメージしたものであり、作中では、海の上で船が掲げる「信号旗K」(「私はあなたと交信したい」というシグナル)が、小説やエッセイを書くときのイメージに通じると綴っています。
そして各エッセイには、かつての自分の言葉に応答するように、「今の時間」が差し込まれています。
「朝吹さんの文章は私にとって、忘れることや眠気が訪れるときに感じる安堵と戦慄に似ているんです」
今回、『抽斗のなかの海』に添えてお届けする特別対談のなかで、
文筆家・五所純子さんは、朝吹さんの文章を読む喜びをこんなふうに表現してくださいました。
対して朝吹さんが語ったこととはーー。
「人はそのときに思い出されたことと、そのときに忘れていることでしか語ることができないんですよね。エッセイは、自ら思い出したそのことを書きとめていく作業だけれど、思い出すたび思い出すことは少しずつ変わるから、結局は仮留めしかできないんです。その仮留めをなるだけ誠実におこなおうと、ものを書いています」
デビューから10年に渡りさまざまな媒体で発表したエッセイが一冊にまとめられた『抽斗のなかの海』、そして、おふたりの対話を手がかりに、改めて、朝吹真理子という作家と、その言葉に触れる機会を得ていただだけたら何よりです。
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