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著者:松浦理英子 / 出版社:講談社 / 発売日:2022年2月23日 / 単行本:258ページ / ジャンル:日本文学
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書籍価格:1870円(税込)
特典価格:1650円(税込)
(特典内容:2022年5月15日(日)15:00~17:00開催のオンライン読書会への参加チケット)
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松浦理英子さん『ヒカリ文集』が、講談社より2月23日に発売されました。
かつて学生劇団のマドンナであり、男とも女とも恋を重ねる不思議な魅力を持った女性・賀集ヒカリ。あるとき姿を消してしまった彼女について、元劇団員が思い思いに文章を寄せることになった。作品集のタイトルは「ヒカリ文集」。
〈ヒカリとのつき合いは半分は嘘だろうと思いつつ楽しむのが賢明なのだ〉……鷹野裕
〈ヒカリの言う「好き」は私の思う「好き」とは違っていた〉……飛方雪実
〈完璧な恋人としてふるまうロボットのよう〉……小滝朝奈
〈抱き合っていても、いっこうに体の芯を温めないぬるい湯に浸かってるような〉……破月悠高
〈この子はこんなに可愛いのにどうして幸せじゃないのだろう〉……真岡久代
〈僕はヒカリさんに介護されてるような気がしてます〉……秋谷優也
どの声にも満たされなさや悲哀や悔恨が滲むのに、なぜかくも愛おしそうにヒカリと過ごした日々を語るのか。ヒカリの中に見たいったい何を、かくも忘れられないのかーー。
読者はそこに、自身の過去を重ねずにはいられません。
そこでコトゴトブックスでは、『ヒカリ文集』に著者・松浦理英子さんと共に語らう読書会のチケットを添えてお届けしていきます。
ここ20年近く、〈心を使わない人〉の生き方に疑問と興味を抱いてきたという松浦さんは、本作のヒカリにその人格を宿らせ、本人語りではない方法で対人関係を描きました。
もしも身近にヒカリのような人間がいたら、あなたはどう振る舞いますか?
ヒカリを語るために、どんな言葉を使いますか?
『ヒカリ文集』に、みなさんの言葉を書き加えるようなひとときを、共にできたらなによりです。
★オンライン読書会参加チケット単品をお求めの方はこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/6233fdd79a706225fa9dd572
【オンライン読書会について】
日時:2022年5月15日(日)15:00~17:00
聞き手、進行:木村綾子(コトゴトブックス)
開催方法:zoomミーティング機能を使用します。
参加方法:ビデオ・マイクをONにしてご参加ください(任意)。
URLは別途お送りいたします。
【ご購入後の流れ】
・書籍は入金確認後の翌日に発送いたします。
・ オンライン読書会はzoomを使用して開催いたします。参加詳細と併せて、事前アンケートをメールにてお送りいたします。
・事前アンケートは、読書会に先駆けて松浦理英子さんと参加者に共有させていただきます。
・アーカイブはご視聴になれません。リアルタイム参加のみお楽しみください。
※ hello[アット]cotogotobooks.com からのメールを受信できるように設定してください。