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2022/07/08 23:59 まで販売

【オンライン読書会チケット付き、サイン本】井上荒野『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』

3,630円

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著者:井上荒野 / 出版社:朝日新聞出版 / 発売日:2022年4月7日 / 単行本:296ページ / ジャンル:日本文学 *************** 書籍価格:1980円(税込) 特典価格:1650円(税込) (特典内容:2022年7月8日(金)19:00~21:00開催のオンライン読書会への参加チケット) *************** 「皮を剥がされた体と心は未だに血を流しています。」 井上荒野さん『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』が、朝日新聞出版より4月7日に発売されました。 7年前、カルチャーセンターの「小説講座」でセクシャルハラスメントを受けた九重咲歩は、加害者の講師・月島光一に汚された体と心の痛みをひとり抱えて暮らしていた。 書くことの喜びも失い、夫とのセックスにも子供を持つことにも後ろめたさを感じる日々のなか、咲歩はみずからの性被害を告発する決意を固めるーー。 なぜセクハラは起きたのか? 家族たちは事件をいかに受け止めるのか? 被害者の傷は癒えることがあるのか? 被害者と加害者という”当事者”、その家族、受講者たち、さらにはメディアやSNSという様々な”第三者”の視点から性被害をみつめる本作は、現場の空気をリアルに活写するとともに、この通じ合わなさこそがハラスメントを根絶できない所以なのかと、犯罪の根深さを突きつけてきます。 本作を読み進めるほどに、店主の心に肥大化していったのは「どうして?」という疑問と怒りでした。 どうしてそんなことができるの? どうしてそう思えるの? どうして傷は癒えないの? どうして…。 その矛先は、登場人物に対してだけでなく、当事者や第三者としてハラスメントの光景に身を置いていた自身の過去にも向けられていました。 みなさんは、この物語にどんな光景を思い浮かべたでしょうか。 そこで今回コトゴトブックスは、『生皮』に、著者・井上荒野さんと共に語らう読書会のチケットを添えてお届けしていきます。 「今日のほうが昨日より少しだけ多く、少しだけいろんなことを話せることをたしかめながら、ゆっくり傷治そうとしているのだ」 「剥がれた皮は、自分に対する発見や理解によって再生するんですーー以前より、もっとしなやかな、きれいな皮に」 物語に光が兆すこの言葉を、信号旗代わりに置いておきます。 ぜひお集まりください。 ★読書会参加チケット単品のお求めはこちらから https://cotogotobooks.stores.jp/items/6263b080a10275164d7a34b2 【オンライン読書会について】 日時:2022年7月8日(金)19:00~21:00 聞き手、進行:木村綾子(コトゴトブックス) 開催方法:zoomミーティング機能を使用します。 参加方法:ビデオ・マイクをONにしてご参加ください(任意)。 ・ オンライン読書会はzoomを使用して開催いたします。参加詳細と併せて、事前アンケートを6月中旬にメールにてお送りいたします。 ・事前アンケートは、読書会に先駆けて井上荒野さんと参加者に共有させていただきます。 ・読書会終了後にアーカイブ動画をご案内いたします。(アーカイブのみの購入は不可) 【ご購入後の流れ】 ・書籍は入金確認後の翌日に発送いたします。 ・サイン本のお届けは5月下旬目安となります。 ※ hello[アット]cotogotobooks.com からのメールを受信できるように設定してください。

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