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著者:前田エマ / 出版社:ちいさいミシマ社 / 発売日:2022年6月10日 / 単行本:200ページ / ジャンル:文芸・エッセイ
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書籍価格:2420円(税込)
特典価格:1100円(税込)
(特典内容:桜庭一樹さんとの対談テキスト ※34ページ)
※9月17日に開催した公開対談を載録したものです。
※インタビューは動画ではなく読み物です。EPUBとPDFの2種類でお送りします。Bookなどお好きなアプリでお楽しみください。冊子でのお届けはありません。
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ーー私はずっと、誰かの匂いを探し続ける旅をしていると感じるときがある。
前田エマさん初小説作品集『動物になる日』が、ちいさいミシマ社より好評発売中です。
小学校四年生の「私」は、ピアノ教室でひとりの少女に出会う。文通を重ねて知る、女子校の存在、少女漫画のキュン、動物たちの交尾。「好きな人はいますか?」少女の問いかけに「私」が想像するのは、死んだネコを回収したゴミ収集車の男だった。少女はやがて体毛を剃り、香水の匂いを纏ってゆく一方、「私」は父親の匂いを嗅ぎ、命の違いを実感してゆくーー。
本作は、表題作に加え、うどん屋で働く〈きぬ子〉の目を通して、食べる場所と働き方のかたちを描く「うどん」を収録。子どもが生きる大きくてちっぽけな世界と、大人の働くささやかで美しい姿が混じり合い、あらゆる境界を溶かすような意欲作です。
今回コトゴトブックスは、『動物になる日』に、小説家・桜庭一樹さんとの対談テキストを添えてお届けしていきます。
高校生の頃、桜庭さんの小説を読むことで、社会や家族の姿やそこに潜む問題を捉えてきたという前田さんは現在、自身も書くことで、その視野を広げ、さらに深めようとしています。
初書籍『動物になる日』でも、「共同体」や「どう生きるか」という問題を読者に投げかけます。
自身の小説を読んで作家となった前田エマさんの姿を前に、桜庭さんはなにを思うのか。『動物になる日』をどんな言葉で語るのか。
桜庭さんの小説を読み、言葉に希望を見出した前田さんは、最新作『紅だ!』をきっかけに桜庭作品をどう語るのか。
おふたりの対談とともに作品を読むことで、ひとりでは味わえない読書体験を得ていただけたらなによりです。
★テキスト単品のお求めはこちらから
https://cotogotobooks.stores.jp/items/62fe07a2110dda57825313e9
★サイン本単品のお求めはこちらから
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【ご購入後の流れ】
・書籍はレターパックライトでお送りいたします。発送から到着まで中1日かかりますことご了承下さい。
・ 対談テキストは購入翌日にメール添付にてお送りいたします。
・対談は動画ではなく読み物です。EPUBとPDFの2種類でお送りします。Bookなどお好きなアプリでお楽しみください。冊子でのお届けはありません。
※桜庭一樹さん『紅だ!』も併せてご購入いただいたお客様には、特典価格1,100円の重複分ををご返金いたします。返金の手続きについては、弊店よりメールにで別途ご連絡差し上げます。
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