販売終了しました
※このページは珈琲豆とフォトカードセットの販売ページです。
書籍付きのお求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/6397eaa42ad1cc50d0a269ef
コトゴトブックスは、片岡義男さん『僕は珈琲』刊行に寄せて、グラウベルコーヒー特別焙煎豆「ブレンド・カタオカ」&フォトカードを制作しました。
ーー遠く離れたところにぽつんとひとりでいるのが僕だ、と長いあいだ、僕は思ってきた。そのように自分を保ってきた、という自負は充分にあった。
大滝詠一、スティーヴ・マックィーン、男はつらいよ、チャールズ・ブロンソン、刑事コロンボ、そして、歯科診察券に至るまで。
大ヒット作『珈琲が呼ぶ』から5年。新たに片岡さんが書き下ろした52編のエッセイに登場する人物やモノ、事柄は、今回も実に多彩。しかも、そのすべてが珈琲とつながっています。
さらに片岡ファンを唸らせるのは、作家が物語を編んでいく過程を、エッセイ+短編小説でつぶさに明らかにしていく構成です。
珈琲について片岡さんが綴るとき、まずあるのは珈琲なのか、それとも景色や記憶なのか。珈琲の香りが物語を刺激するのか、あるいは物語が、一杯の珈琲と共にある記憶を想起させるのか。
そんなことを考えながら本作を読んでいた店主の脳裏に、ひとつの「もしも」が浮かび上がりました。
もしも片岡さんが自分勝手に、自分好みに珈琲豆を焙煎したなら、それはどんな味わいで、そこからどんな物語が立ち上がるのかーー。
今回コトゴトブックスは、『僕は珈琲』刊行に寄せて、片岡義男×グラウベルコーヒー特別焙煎豆「ブレンド・カタオカ」を制作しました。
2016年夏、世田谷代田にオープンした「グラウベルコーヒー」は、片岡さんがご贔屓にしている珈琲店のひとつ。狩野さんと藤原さんというふたりの女性が店にいて、お店が開くのは、金曜日と土曜日の、いずれも午後5時までです。
本作では、エッセイ「一九五四年、代田五丁目、銭湯」に登場し、このお店とあと一軒だけあれば「僕の珈琲豆は充分だ」と紹介されています。
しかし聞けば片岡さん、「こんなものを飲んでみたい」と思い描くブレンドが、実はあるというのです。
「グラウベルコーヒーの「ブレンド代田」は3種類の豆を調合してできているんです。それを4種類にしたらどうなるか、知りたいですね。癖の強い味であれば、なおいいですね」
そのリクエストに応じて、狩野さんと藤原さんはどんな豆を、どのように焙煎するのか。片岡さんにとっても初体験となるその味わいを、共にお楽しみください。
さらに、珈琲豆と一緒にオリジナルフォトカードも同封します。
表面には、片岡さんによる撮り下ろし写真を、裏面には本書から引用した文章をプリント。
なぜこのサイズで、この言葉と写真なのか。本とフォトカードを行き来しつつ、ときどき珈琲をはさみつつ、推理してみてくださいね。
2023年のはじまりに片岡さんから届く、スペシャルなギフト。
あなたの珈琲時間を彩っていただけたらなによりです。
【ご購入時の注意点】
・鮮度と風味を保つため、コーヒー豆は「豆のまま」でのお届けとなります。「粉」の希望はお受けできません。
・賞味期限を踏まえて、予約は20セットずつ受け付けます。発送予定日がそれぞれ異なりますが、内容は変わりません。ご了承ください。
・商品は2023年2月中旬から、順次発送していきます。
・発送準備が整いましたらメールでご連絡を差し上げます。商品はレターパックプラスでお届けします。到着までお時間をいただきますが、あらかじめご了承ください。
協力:
珈琲焙煎 グラウベルコーヒー https://glaubell.net/
フォトカードデザイン 山田益弘(mount)
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