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為書き入りサイン本 ※完売、再販はありません。
¥3,300
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サイン本 ※為書き入りではありません
¥3,300
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サインシールver.
¥3,300
※鈴木涼美さん×金原ひとみさん対談動画単品はこちら
https://cotogotobooks.stores.jp/items/65976d02b363bc09594bf840
※サイン本単品はこちら(為書き入りではありません)
https://cotogotobooks.stores.jp/items/6566904b9d25820035841a9a
著者:鈴木涼美 / 出版社:講談社 / 発売日:2023年12月8日 / 単行本:144ページ / ジャンル:日本文学
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書籍価格:1650円(税込)
特典価格:1650円(税込)
(特典内容:金原ひとみさんとの対談動画)
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──どんなに沼の深いところへ沈んでも、下を向けばさらに深くまで堕ちた者を見つけられるここが、長らく私の生き場所であることに変わりない。
鈴木涼美さんの最新小説『トラディション』が、講談社より発売中です。
歓楽街の七階にあるその店の入り口には、さまざまな匂いが現れては立ち消える。
兄が経営するホストクラブで会計事務を担当する「私」は、この街に毎夜訪れる姫たちを、間仕切り越しに見つめている。
〈もうずいぶん前に、夜と心中するような女はいなくなったし、今では男と心中するような女も少なくなった。〉
街の外の変化に比べれば、この街の変化など微々たるものにすぎないけれど、少し退屈になったこの場所で、みんながごく個人的に病んでいく。
ホストにハマった幼なじみの祥子もまた、その一人なのだった──。
鈴木涼美さんが最新作の舞台に選んだのは、歓楽街の夜、ホストクラブ。
本作にも、売り掛けでホストに通い続ける姫たちの姿が描かれますが、また大きく変わっていくであろう歌舞伎町ホストクラブの行く末を思いつつ、「この時代の風俗を作品に書き残せてよかった」とも、涼美さんは語ります。
今回コトゴトブックスは、『トラディション』為書き入りサイン本に、金原ひとみさんとの対談イベントチケットを添えてお届けしていきます。
金原ひとみさんの最新小説『ハジケテマザレ』は、ウルトラノーマルな〈私〉とバイト仲間との愉快で切実な日々を描いた作品集。
生きづらさを否定も肯定もせず、ポップでテンポある文体でコロナ禍を描いた本作に対して金原さんは、「みんなが安心できるシェルターみたいな小説が書きたかった」と、あるインタビューで語ってもいます。
流行や風俗を小説に意識的に描き続けている点や、言語感覚がドライブしている点など、さまざまな共通点がありながら、それぞれに唯一無二の個を確立しているおふたりが対峙されたとき、どんな会話が展開されるのか。
初対面となる今回の機会を通して、作品世界により深く潜っていくような時間を過ごしていただけたらなによりです。
そしてふたたび本を手にしたとき、あらたな気づきを得ていただけたら、そんなに嬉しいことはありません。
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