



販売終了しました
★事前アンケートは締め切りましたが当日まで参加者は継続して募集しています。
※読書会参加チケット単品のお求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/65caec620662f2002ade2a3d
※サイン本単品のお求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/65caed9d12e4fd002c78bfb2
著者:角田光代 / 出版社:新潮社 / 発売日:2024年2月29日 / 単行本:432ページ / ジャンル:日本文学
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書籍価格:1980円(税込)
特典価格:1650円(税込)
(特典内容:5月22日(水)19:00~21:00開催のオンライン読書会への参加チケット)
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──なんでもいいから何かを信じないと、何が起きるかまったくわからない今日をやり過ごすことができない。
角田光代さんの最新長編小説『方舟を燃やす』が、2月29日に新潮社より刊行されます。
1967年から2022年まで、昭和平成令和の時代が舞台となる本作では、ふたりの主人公の人生が描かれます。
山間の小さな町で生まれ育ち、大学進学を機に上京したのちは、公務員として働くようになった柳原飛馬。
幼い頃に亡くした母の、死に至るきっかけを作ったのは自分だったのではないか。長年にわたって母や家族に対して罪悪感を抱えながらも、自らも家庭を築きそして別れた彼は、ボランティア活動に生きがいを見出すようになっていた。
もう一人の主人公・望月不三子は、東京都久我山に生まれ育ちながらも、社会経験を積むほどに自分の家がいかに非文化的で時代遅れかを実感していった。
製菓会社に就職後、結婚を機に専業主婦となった彼女にとって、子育ての支えとなったのは、ある女性が提唱するライフスタイルだった。
口さけ女はいなかった。
恐怖の大王は来なかった。
噂はぜんぶデマだった。
大災害が町を破壊し、疫病が流行し、今もどこかで戦争が起き続けている。
〈何がただしくて何がまちがっているか、ぜったいにわからない今を、起きているできごとの意味がわからない今日を、恐怖でおかしくならずただ生きるために、信じたい現実を信じる。信じたい真実を作ることすらする。〉
本作は、飛馬と不三子、縁もゆかりもなかった二人の人生と、それらが交差する時間を通して、「信じる」ことの意味を問いかける傑作長篇です。
今回コトゴトブックスでは『方舟を燃やす』に、著者・角田光代さんと共に読むオンライン読書会チケットを添えてお届けしていきます。
飛馬と不三子がそうだったように、何を信じ、何を間違い、それでも今日までみなさんは生きてきたのか。
共に語り合い、それを角田さんに伝える機会をお届けできたらなによりです。
【オンライン読書会について】
日時:5月22日(水)19:00~21:00
開催方法:zoomミーティング機能を使用します。
参加方法:ビデオ・マイクをONにしてご参加ください(任意)。
・参加詳細と事前アンケートは別途メールでお送りいたします。
・アンケートは読書会に先駆けて角田さんと参加者に共有します。
・イベント終了後にアーカイブ動画をご案内いたします。(アーカイブのみの購入は不可)
【ご購入後の流れ】
・書籍の発送は、3月以降、レターパックライトでお送りいたします。発送完了メール到着後、中2日ほどお待ち下さい。
・ オンライン読書会はzoomを使用して開催いたします。4月中旬に、参加詳細と併せて、事前アンケートをメールにてお送りいたします。
※ hello[アット]cotogotobooks.com からのメールを受信できるように設定してください。