
2024/05/22 18:30 まで販売
角田光代さんと読む『方舟を燃やす』オンライン読書会
-
開催日
2024/05/22
-
開始時間
19:00
1,650円
※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります
※別途発券手数料2%がかかります
販売終了しました
★事前アンケートは締め切りましたが当日まで参加者は継続して募集しています。
※このページはオンライン読書会チケットのみの販売ページです。
※購入後に送付されるSTORESからの自動配信メールからはイベントに参加できません。読書会参加URLと詳細はコトゴトブックスより別途メールにてお送りいたします。
※サイン本付きチケットのお求めはこちらから。
https://cotogotobooks.stores.jp/items/65caeb4eb14f58002fa76647
**************
コトゴトブックスは、角田光代さんと共に読む『方舟を燃やす』オンライン読書会を開催します。
──なんでもいいから何かを信じないと、何が起きるかまったくわからない今日をやり過ごすことができない。
1967年から2022年まで、昭和平成令和の時代が舞台となる『方舟を燃やす』では、ふたりの主人公の人生が描かれます。
山間の小さな町で生まれ育ち、大学進学を機に上京したのちは、公務員として働くようになった柳原飛馬。
幼い頃に亡くした母の、死に至るきっかけを作ったのは自分だったのではないか。長年にわたって母や家族に対して罪悪感を抱えながらも、自らも家庭を築きそして別れた彼は、ボランティア活動に生きがいを見出すようになっていた。
もう一人の主人公・望月不三子は、東京都久我山に生まれ育ちながらも、社会経験を積むほどに自分の家がいかに非文化的で時代遅れかを実感していった。
製菓会社に就職後、結婚を機に専業主婦となった彼女にとって、子育ての支えとなったのは、ある女性が提唱するライフスタイルだった。
口さけ女はいなかった。
恐怖の大王は来なかった。
噂はぜんぶデマだった。
大災害が町を破壊し、疫病が流行し、今もどこかで戦争が起き続けている。
〈何がただしくて何がまちがっているか、ぜったいにわからない今を、起きているできごとの意味がわからない今日を、恐怖でおかしくならずただ生きるために、信じたい現実を信じる。信じたい真実を作ることすらする。〉
本作は、飛馬と不三子、縁もゆかりもなかった二人の人生と、それらが交差する時間を通して、「信じる」ことの意味を問いかける傑作長篇です。
飛馬と不三子がそうだったように、何を信じ、何を間違い、それでも今日までみなさんは生きてきたのか。
読書会を通して共に語り合い、それを角田さんに伝える機会をお届けできたらなによりです。
【オンライン読書会について】
日時:5月22日(水)19:00~21:00
開催方法:zoomミーティング機能を使用します。
参加方法:ビデオ・マイクをONにしてご参加ください(任意)。
・4月中旬に、参加詳細と併せて、事前アンケートをメールにてお送りいたします。
・アンケートは読書会に先駆けて角田さんと参加者に共有します。
・イベント終了後にアーカイブ動画をご案内いたします。(アーカイブのみの購入は不可)
※ hello[アット]cotogotobooks.com からのメールを受信できるように設定してください。