2023/08/02 23:59 まで販売
山下澄人さんと読む『おれに聞くの?』オンライン読書会
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開催日
2023/08/02
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開始時間
19:00
1,650円
※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります
※別途発券手数料2%がかかります
販売終了しました
※このページはオンライン読書会チケットのみの販売ページです。
※購入後に送付されるSTORESからの自動配信メールからはイベントに参加できません。読書会参加URLはコトゴトブックスより7月中旬にメールにてお送りいたします。
【読書会参加チケット付き、為書き入りサイン本】山下澄人『おれに聞くの? 異端文学者による人生相談』お求めはこちら
https://cotogotobooks.stores.jp/items/64812e38db80ba002e7bc12b
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山下澄人さんの『おれに聞くの? 異端文学者による人生相談』刊行に寄せて、オンライン読書会を開催します。
Q ──個性とはどのようなものですか。
A ──わたしは「個性」などというものを信用していません。あるのは「好み」です。
愛について、小説の書き方について、人間関係について。
本書は、コミュニケーションサービスサイトに寄せられた閲覧者からの「投げかけ」に、山下さんが「こう思う」と応答した85本のやりとりを収録。
視点が反転するような回答が悩みを雲散霧消させる、異色の人生相談本です。
〈わたしに投げかけてきた人たちの何もわたしは知らない〉ながらも、〈しかし知らないからこそ知っているともいえる〉と捉え、山下さんと質問者の問答は重ねられます。
質問の超断片から想像し、思ったことを思ったままに伝えようとする山下さんの姿勢と筆致は一貫していて、読みすすめるほど何だか霧が晴れていくような心地、さらには、山下さんが小説を書いている理由のようなものにも、ひとつ指をかけられたような気持ちになるから不思議です。
しかしながらなぜ人は、「悩み」を「相談」したいと思うのでしょう。
こうした人生相談本を読むことで、他者の悩みに触れることで、なにかしら「安心」を得られるというのは、どういうことなのでしょう。
考えてみれば「お悩み相談」は誰にとっても身近なもので、私たちは日常的に、相談者になったり相談を受ける側になったりもしています。
山下さんの言葉を借りるなら、〈人生とやらのまだ途中であるわたしに他人の「人生」の相談に乗れるはずがない〉のに、なぜ──。
本書を読んだ皆さんと、話をしてみたくなりました。
〈この本は半分はわたしが書いたがもう半分は「質問」した人たちが書いた。そこへ読者も加わり、書かれたものらは完結する、というよりは、はじまる。〉
『おれに聞くの?』で交わされた問答を手がかりに、唯一悩む生き物である私たち人間について、思いを巡らせてみませんか?
共に語らうひとときを通して、ひとりでは得られない読書体験を味わっていただけたらなによりです。
【オンライン読書会について】
日時:8月2日(水)19:00~21:00
開催方法:zoomミーティング機能を使用します。
参加方法:ビデオ・マイクをONにしてご参加ください(任意)。
・7月上旬に参加詳細と併せて、事前アンケートをメールにてお送りいたします。
・イベント終了後にアーカイブ動画をご案内いたします。(アーカイブのみの購入は不可)
※ hello[アット]cotogotobooks.com からのメールを受信できるように設定してください。